2019年12月27日金曜日

令和元年 餅つき

令和元年もいよいよあと少しということで・・・


 
 
ご利用者・スタッフともに

 
 
新たな1年をまた元気に過ごせるように

 
 
との思いを込めて

 
 
今年も皆で餅をつきました。




 
 
 
よつづかに眠っていた
 
昔ながらの蒸し器を使用し
 
 約1時間じっくりと蒸していきます。
 
 
 

よつづかにも立派な臼と杵があります!
 
 
餅をつく前にしっかりと湯をはり、
 
 
臼と杵を温めておきます。
 
 
これを怠るともち米が冷たくなり
 
 
うまくお餅になってくれません。
 
 
 
 


さあ、もち米も良い感じに蒸しあがり
 
 
いよいよ餅つきの始まりです!
 
 
ご利用者も集まって
 
 
皆で気合いを入れてつきます♪
 

 
 
 
もち米を臼に入れて

 
まずは杵でもち米を潰してこねます。
 
 
これが大変で重労働・・・。
 
 
きちんと潰さないとついた時に
 
 
もち米が飛び出してしまいます。
 
 
 
 
よつづかの数少ない
 
 
男性スタッフが気合いを入れます!
 
 
「もっと腰をいれな!」
 
 
ご利用者からの声援も響きます
 
 

 
もち米の形がなくなってきました。
 
 
 
 
さあここからが本番です!
 
 
まずは男性スタッフがつきます♪
 
 
「よいしょ! よいしょ!」
 
 
大きなかけ声が響いています。
 
 
 
 
続いてよつづかの施設長もつきます!
 
 
「よいしょ! よいしょ!」
 
 
ぺったんぺったんと良いリズムです♪
 
 
 
 
 
次は私がやろう!
 
 
ご利用者からも声が上がります。
 
 
 
 
 
「餅つきはもっとこうやってつかな!」
 
 
男性陣いきいきとしています!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
よつづか男性仲良しコンビでつきます。
 
 
「よしっ! やろうか!」
 
 
 
 
「よいしょ! よいしょ!」
 
 
さすが意気が合った餅つきですね♪
 
 
テンポよくついていきます。
 
 
 
 
 
1回目は無事終わり、2回目の餅つきです。
 
 
「最初はもっと杵と杵を合わせて
 
 
すり潰さないといけん!」
 
 
ご利用者の気合いが入ります!
 
 
 
 
あっという間にもち米の粒が
 
 
無くなっていきます。
 
 
 
女性陣も負けていません!
 
 
「私したことないけどできるかしら」
 
 
「よいしょ! よいしょ!」
 
 
上手についています。
 
 
 
 
 
  
皆の協力もあり綺麗なお餅ができあがりました。
 
 
 
 
 
今年も無事に餅つきを終える事ができました。


 
 
残念ながらお餅は誤嚥のリスクがあるため
 
 
提供できませんが、代わりに
 
 
手まり麩を入れたぜんざいを
 
 
おやつに提供しました。

 
 
 
 
まだまだ寒い時期が続きますので
 
 
3食の食事、睡眠を十分にとって
 
 
体調を整えましょう。

 
 
そしてまた新年、ご利用者・スタッフともに
 
 
楽しみながらリハビリができるように
 
 
様々な企画を考えていきたいと思います。

 

 
 
よつづか管理栄養士 富松

2019年12月20日金曜日

サツマイモ収穫への道のり④ ~番外編~

 
前回予告していました
 
「サツマイモの蒸しパン作り」を行いました。


 
 
 
●サツマイモをカットする

 
 

「かたいねー」「手切らんように!」
 
と皆で声かけ合いながら
 
サツマイモを切っていきました。
 






 
黄色のお芋や白っぽいお芋がありました。

 




今回よつづかのお芋だけでは足りなかったので
 
大きなお芋をスタッフから頂き

それもいっしょに使いました。
 
お芋が大きく硬かったので
 
「これは切るのに気合いがいるね」
 
と言われながら
 
皆さんお芋と格闘されていました。
 
色々な大きさ・形のお芋が

沢山カットされました。



 
 
 
●生地を作る

 
 

「なかなかまとまらんねー 力がいるねー」
 
と生地作りにてこずりながらも
 
だんだんなめらかにまとまってきたら
 
「これだけでも美味しそうやね」
 
と言われていました。


 

 
●カップに生地を流し入れてお芋を添える

 

 
皆さん、たくさんお芋を入れてくれました。
 
たくさんお芋が入った蒸しパン、楽しみです。
 
おいしくな~れ!おいしくな~れ!
 







 
●蒸す



できあがりました ♪
 
 
ゴロゴロお芋が入っていて
 
美味しそうな蒸しパンです。
 

 
 
できあがった蒸しパンは
 
3時のおやつにていただきました。






「おいしいね」
 
 
「お芋がほくほくして美味しかった!」
 
 
「手間のわりには

あっという間にたべ終わるねー」
 
 
などなど、いろんな話で盛り上がりました。
 
 
「昔は良く作っていたけど、作り方は忘れたねー」
 
 
と言われた方も
 
 
今日作ってみて
 
 
昔を思い出されたのではと思います。
 
 
自分たちで育てて食べる・・・
 
 
施設生活の中ではなかなか難しいですが
 

 
またチャレンジしていきたいと思います。

 
 
よつづかスタッフ  川本
 
 

 

 

2019年12月19日木曜日

施設長のひとりごと


先日、久留米市美術館(旧石橋美術館)の

熊谷守一展にいってきました。

青木繁と同期で、晩年はほとんど

自宅から出ることもなく

97歳の天寿を全うした

仙人のような画家です。

日がな一日、ほとんど手入れもしていない
 
荒れ放題の庭で、ありんこを観察したり
 
水たまりの雨のしずくをスケッチしたり
 
日頃せかせかと動き回る私たちからみると
 
退屈しないだろうかと考えますが
 
ありんこの脚が絡まりもせず
 
見事に連動している様に感動するそうです。
 
脚をどの順番で出しているのか?
 
右左右左、右右左左なのか
 
どの脚が最初に動くのか
 
つぶさに観察しています。
 
自伝に詳しく書いています。
 
そのデッサンがとても可愛いです。
 
自分が気ままに描いた庭のツワブキ
 
スイセン、ヒマワリ、池のガマなど
 
独特の絵や仙厓さんを思わせるような書が
 
高価で売買されるのを

とても嫌がっていたそうです。
 
文化勲章に推挙された時も私は好きに生きて
 
お国のためにはなっていませんと
 
辞退されたそうです。
守一のとんびのデッサンをまねて
絵付けしてみました。
 
 
 
日当たりのよい場所は
早々とスイセンが咲きました。
 
 
 
令和元年も終わろうとしています。
 
来年は東京オリンピックです。
 
すったもんだがあった札幌のマラソンが
 
無事行われますよう祈っています。
 
皆様、どうぞご自愛のうえ

新年をお迎えください。

 
よつづか施設長 日野由和夫