先月からよく花壇や入所者様のお部屋で
水仙の花をよく見かけます。
今回の作品は、春の訪れを知らせてくれる
クロッカスと水仙を作っていきました。
工程が多かったせいもあり、
できあがるまで何を作っているのか、
分かりにくかったようです。
『クロッカス』
黄色と紫色の紙テープを等分にし、
先端を丸くカットしてもらいました。
そのあと、十字に貼り合わせたものを2組作り、
その2組を少しずらし貼り合わせます。
それを半分に折り根元をねじって
クロッカスの花になるように
整えていきました。
『水仙』
水仙の花を作る為に
紙をカットしてもらいます。
ハサミで線の通りに切る作業は難しいようで、
線がきちんと見えて、
線の通りに切ることができ、
ハサミが使える方に限定されます。
「ハサミで切ってください」と言っても
「手がかなわん」「目が見えん」
とできない方が多いです。
水仙の中心にある筒状の
副花冠と呼ばれるところを作っていきます。
短冊状に切った黄色のはながみを
筒状に丸め根元をねじります。
『花壇の柵』
カットした段ボウルに色を付けていきます。
背景に色付けて、貼り合わせて完成です。
作品を見て「あれは何の花やろうか?」
「すみれ?」「チューリップ?」っと
クロッカスには見えないようで
品評会が行われていました。
水仙はすぐに分かったようですが・・・。
もう少し暖かくなったら、
外に春を見つけにいきたいですね。
よつづか 入所相談員 川本