2019年12月19日木曜日

施設長のひとりごと


先日、久留米市美術館(旧石橋美術館)の

熊谷守一展にいってきました。

青木繁と同期で、晩年はほとんど

自宅から出ることもなく

97歳の天寿を全うした

仙人のような画家です。

日がな一日、ほとんど手入れもしていない
 
荒れ放題の庭で、ありんこを観察したり
 
水たまりの雨のしずくをスケッチしたり
 
日頃せかせかと動き回る私たちからみると
 
退屈しないだろうかと考えますが
 
ありんこの脚が絡まりもせず
 
見事に連動している様に感動するそうです。
 
脚をどの順番で出しているのか?
 
右左右左、右右左左なのか
 
どの脚が最初に動くのか
 
つぶさに観察しています。
 
自伝に詳しく書いています。
 
そのデッサンがとても可愛いです。
 
自分が気ままに描いた庭のツワブキ
 
スイセン、ヒマワリ、池のガマなど
 
独特の絵や仙厓さんを思わせるような書が
 
高価で売買されるのを

とても嫌がっていたそうです。
 
文化勲章に推挙された時も私は好きに生きて
 
お国のためにはなっていませんと
 
辞退されたそうです。
守一のとんびのデッサンをまねて
絵付けしてみました。
 
 
 
日当たりのよい場所は
早々とスイセンが咲きました。
 
 
 
令和元年も終わろうとしています。
 
来年は東京オリンピックです。
 
すったもんだがあった札幌のマラソンが
 
無事行われますよう祈っています。
 
皆様、どうぞご自愛のうえ

新年をお迎えください。

 
よつづか施設長 日野由和夫
 
 
 

2019年11月30日土曜日

調理レク フレンチトースト・かぼちゃポタージュ

秋も深まり、旬の野菜である
サツマイモやかぼちゃの甘味が増す時期です。
今回は調理レクリエーションで
フレンチトースト・旬のかぼちゃを使って
ポタージュを作りました。
利用者様にもお手伝いいただき
作っていきました。



パンを切る

たまねぎをみじん切りする

かぼちゃをつぶす

フレンチトーストを焼く

それぞれ役割分担をしました。


◆パンを切る

食パンを4等分に切ります。

今まで料理をしていただけに
包丁はおてのもの!
一度切る見本を見せるだけですぐできるように
「久しぶりに包丁を持ったわ♪」
「4等分に切るのね! これでいいかしら」

あっという間に4等分のパンが

たくさんできていきます。



◆たまねぎをみじん切りする

皮をむいた丸いたまねぎを
みじん切りにします。


「私も包丁を久しぶりに持った♪」
「昔は5、6人分は作ってたかしら」

さすがの包丁さばき!
きれいなみじん切りができていきます。
真剣な表情や笑顔もたくさんみられました。
「こんなに包丁を使って料理したの何年ぶりかしら?
誘ってくれてありがとう。料理できて嬉しいわ♪」
ありがたい言葉を頂いて
私も嬉しくなります。




◆かぼちゃをつぶす



蒸したかぼちゃをつぶします。






「綺麗なかぼちゃね」

「美味しそうね、食べたいわ♪」

しっかりと力を入れて

綺麗につぶしていただきました。




◆フレンチトーストを焼く



卵液に浸したパンを焼いていきます。

バターをひいたホットプレートに

入れて焼きます。 




「これはそろそろ良さそうね」

焼き色を見ながら

上手にかえしていきます。


「これはもういいんじゃない?」

「早く食べたい! まだ食べられないの?」

バターの焼ける良い匂いが

部屋中に充満してきました。

音や匂いも料理の一部、

食欲を刺激する香りがただよってきて

お腹が空いてきました。 


綺麗に焼けて美味しそうですね♪


 「私もあれ食べたいわ」

利用者様も匂いにつられて

 集まってきてくれました。


「これ美味しいわね♪ おかわりないの?」

「私が切った物がこんなに美味しくなってる♪」

嬉しい声がたくさん聞こえました!

皆で協力して作った物は

いつも以上に美味しいものです。


「献立を考え、どの食材を使うか考え、

どのように調理するか考える」

様々なことを考え調理することは

体のリハビリだけでなく、

脳(認知機能)のリハビリにもなります。

少しでもできることがあったり、

できることが増えていくと

自信にも繋がります。


今後も様々な調理レクを行い

楽しみながらも能力の維持・向上に

繋げていきたいと思います。



よつづか 管理栄養士 富松