先日、久留米市美術館(旧石橋美術館)の
熊谷守一展にいってきました。
青木繁と同期で、晩年はほとんど
自宅から出ることもなく
97歳の天寿を全うした
仙人のような画家です。
日がな一日、ほとんど手入れもしていない
荒れ放題の庭で、ありんこを観察したり
水たまりの雨のしずくをスケッチしたり
日頃せかせかと動き回る私たちからみると
退屈しないだろうかと考えますが
ありんこの脚が絡まりもせず
見事に連動している様に感動するそうです。
脚をどの順番で出しているのか?
右左右左、右右左左なのか
どの脚が最初に動くのか
つぶさに観察しています。
自伝に詳しく書いています。
そのデッサンがとても可愛いです。
自分が気ままに描いた庭のツワブキ
スイセン、ヒマワリ、池のガマなど
独特の絵や仙厓さんを思わせるような書が
高価で売買されるのを
とても嫌がっていたそうです。
文化勲章に推挙された時も私は好きに生きて
お国のためにはなっていませんと
辞退されたそうです。

守一のとんびのデッサンをまねて
絵付けしてみました。

日当たりのよい場所は
早々とスイセンが咲きました。
令和元年も終わろうとしています。
来年は東京オリンピックです。
すったもんだがあった札幌のマラソンが
無事行われますよう祈っています。
皆様、どうぞご自愛のうえ
新年をお迎えください。